東京の夏は異常に暑い。 今年は、去年に比べればかなりマシだが、それでも太陽が完全に上ってからのランニングには危険が伴う。 だから僕は、もっぱら夜明けの時刻に走っている。 平日の数キロランなら、それで何の問題もない。 蒸し暑いことは蒸し暑いが、太陽がのぼり切る前ならば、強烈な日差しを受けない分、まだ耐えられるからだ。 しかし、ロングランとなるとそうもいかない。 少しでも走り出しが遅れると、どんどん太陽がのぼってきて、容赦なく照りつけてくる。 特に夏は、夜明けの時刻が早くて、5時にはすっかり明けているので、そこから先は、時間が経つほど暑さが厳しくなっていく。...
